エアーコンプレッサー専門店です。コンプレッサの事ならお任せください!!
0744-33-2338 お問い合わせ |
コンプレッサーは夏に弱い
なぜ、夏に弱い?
空気中には水蒸気が含まれており、温度と圧力により水蒸気の飽和する量は決まっています。これを飽和水蒸気量と呼びます。
では、なぜ夏に弱いのでしょう?
飽和水蒸気量とは温度が高くなると増加し、圧力の減少に伴い減少する性質を持っているためです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実際にどれくらい違うのか計算してみます。
10m3/minの空気を10kgf/cm2まで圧縮した場合
(1)夏(温度30℃ 湿度80%)
吸込み空気中の水分量
30.4×80%×10=243g/min
ドライヤ出口での吐出温度30℃吐出圧力10kgf/cm2での水分量
2.7×100%×10=27g/min
発生水分量は
243−27=216cc/min
(2)秋(温度20℃ 湿度60%)
吸込み空気中の水分量
17.3×60%×10=103.8g/min
ドライヤ出口での吐出温度30℃吐出圧力10kgf/cm2での水分量
2.7×100%×10=27g/min
発生水分量は
103.8−27=76.8cc/min
(3)冬(温度10℃ 湿度50%)
吸込み空気中の水分量
9.4×50%×10=47g/min
ドライヤ出口での吐出温度30℃吐出圧力10kgf/cm2での水分量
2.7×100%×10=27g/min
発生水分量は
47−27=20cc/min
大気圧下での飽和水蒸気量
|
圧力による飽和水蒸気量の変化 |